肌のクリニック院長のAGAブログ

医師が本気で考えるAGA治療・脱毛症治療

当院で行う標準的なAGA治療(できるだけ長期に髪を保つために)

time 2015/12/16

高円寺南クリニックを開業して、AGA専門外来を行っていますが、当ブログをご覧になったという患者さんが何人も来院されました。今までさんざんいろいろなクリニックでAGA治療をされていた方や、自己流で行っていた方、まったく治療が初めての方など、実に様々ですが、皆さん当ブログをご覧になっているせいか、一様に再生因子(成長因子)の治療を希望されます。

再生因子治療は来年の8月まではモニター価格で安価に行っておりますし、私も期待している治療のひとつなのですが、ブログでも書いているように効果が確立された治療ではありませんし、まだまだ治験としては母数(患者数)不足です。また、プロトコール(治療の回数や間隔、投与量)なども手探りの状態ですので、全ての患者さんへお勧めできる治療ではありません(それでもすでに一定数の患者さんへ治療を開始しております)。

特に、今まで何の治療も受けたことがないという患者さんに対しては、AGA治療ガイドラインに基づいた標準的な治療を推奨しています。それは、男性の場合はフィナステリド1mgの内服とミノキシジル5%の外用です。それと併せて、ケトコナゾール2%配合シャンプー(ニナゾルシャンプー)を使用していただくのが良いでしょう。フィナステリド1mgとミノキシジル5%を併用した場合の料金は、1ヶ月あたり7,826円であり(肌のクリニックHP 標準的治療の料金参照)、経済的な面で負担をかけずに治療を開始できます。ニナゾルシャンプーも1本1,980円と安価で、1本で2~3ヶ月持ちますから、決して高い治療ではありません。

AGAは進行性の疾患ですので、長い年月に渡って治療が必要となります。1ヶ月あたりの費用が安くなければ、長期に治療を受けることは難しくなりますので、まずは標準的治療をお勧めしています。

すでに他院で様々な治療を行い、改善がない、もしくは改善があっても乏しいという方へは、再生因子の治療やデュタステリド、ミノキシジル内服(ミノキシジルタブレット)を勧める場合もあります。その場合は、それぞれの治療のデメリットを含め、しっかりと説明をした上で治療を開始します。

いずれの治療も最低6ヶ月以上続けなければ効果は見えて来ず、効果が出てからも継続していかなければなりません。また、薬剤によっては血液検査や心電図検査、尿検査などが定期的に必要なものもあります。どのような治療が適しているかは、診察の際にご相談いただければと思います。

肌のクリニック

院長 岩橋 陽介

院長 岩橋 陽介

東京のAGA治療専門皮膚科「肌のクリニック」の院長ブログ。Twitterではスタッフと院長がつぶやいています。 [詳細]