肌のクリニック院長のAGAブログ

医師が本気で考えるAGA治療・脱毛症治療

脂肪・歯髄幹細胞由来成長因子AGA治療症例1-1

time 2015/05/17

今日は胎盤(プラセンタ)関連の研究会に行ってきました。諸先生方の興味深いお話も聞け、有意義な1日でしたが、AGAの治療に関連するヒントとひらめきを得ることは出来ませんでした。
下の写真は、クリニックでの新しい治療に協力していただいている患者さんの写真です。ご本人へは許可を頂いておりますので、順次経過を載せていきます。

30代後半男性。既往歴なし。20代前半より前頭部、頭頂部を含めて全体的に薄毛が進行。過去にミノキシジル外用液の塗布を1年、プロペシア1mg/dayの服用を1年行ったが効果が得られず中止。その後ミノキシジルタブレット5mg/day内服を行うも、1週間ほどで頭痛がひどくなり、中止。当院での治験の際は、何も他の治療を行っていない状態でした。
Aさん4月9日
※画像の転載を固く禁じます

4月初診時時点での写真です。
この患者さんへは、週に1回の脂肪幹細胞由来成長因子と歯髄幹細胞由来成長因子を、半面ずつハーフサイドテストで行っています。
A 4月30日
※画像の転載を固く禁じます

3週後の写真です。左右差ははっきりしませんが、頭頂部を含めてやや密度が増加しています。治療後すぐに撮影したため、多少頭皮に赤みが出ていますが、今のところとくに副作用は出ていません。毛周期を考えると3週間では効果は普通ないか、あっても初期脱毛などが見られるのですが、Aさん曰く、触った感じが普段はツルツルで、今はザラザラしているとのことで、ご本人も多少の効果を感じているようです。

3週間ではまだまだ効果は出ない時期ですが、引き続き治療を行っていきます。今後1年程度で良い結果が報告できればと思っていますが、重症例で他の治療には反応しない難治例のため、なかなか一筋縄では行かないでしょう。10回で幹細胞成長因子の治験は終了予定で、その後に単独合成成長因子の複合体にするか、もしくは幹細胞系とMIXさせるかを考える必要があります。今回の治験で、他の患者さんを含めて4種類の異なる製剤を使用しているので、ある程度方向性が見えてくるはずです。

肌のクリニック

院長 岩橋 陽介

院長 岩橋 陽介

東京のAGA治療専門皮膚科「肌のクリニック」の院長ブログ。Twitterではスタッフと院長がつぶやいています。 [詳細]